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The Nishio Cultural Research Center
西 尾 文 化 研 究 所
(2003)

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■2003(H15).3/29.「極東と北朝鮮」。
世界の鉱物資源の分布は片寄っていて、それぞれでは半分以上を数ヶ国で占めているというような具合です。かつてのソ連邦のフルシチョフ首相は「極東はわが国の真珠だ」と言いました。日本海を含む西北方面は天然資源が豊富で古い地層は6億年前にもおよびます。鉄鋼生産に使うタングステン(鉄マンガン重石)は中国・ソ連・北朝鮮が主な埋蔵地です。▼1980年代ゴルバチョフは開放政策(ペレストロイカ)で資本主義経済への移行を念頭において、東方の資源開発を奨励しました。その流れで1990年にサハリン州と関係国が参加した「極東協会」が発足しました。ここで打ち出された「環日本海経済圏構想」には日本の特定の政治家も深く関係したでしょう。▼ソビエト連邦主義と社会主義という重しがとれてロシアと中国が西を向きはじめた極東の変化は、それに頼っていた北朝鮮を孤独な気分にさせました。電力不足で重工業用資源を有効に活用できない苛立ちもあるでしょう。▼日本が昨日(2003年3月28日)打上げた偵察衛星に敏感に反応するのもそういうせいだと思う。武器と農産物という、どちらも、国民生活を細らせてしまう輸出品目しか主な貿易品がないという悩みは深い。▼食料が不足して肉は年に数回しか配給されないともいわれますが、「@鶏肉1kgをつくるのに必要な穀物飼料2kg。A豚肉1kgなら穀物飼料4kgが必要。B牛肉1kgなら穀物飼料7kgが必要」である事を考えれば肉食を減らすのはいい。トウモロコシを8割・米を2割にした主食が現状と10年前に読んだことがある。▼これからは日本の写真衛星で撮影した農産地の写真で収穫予測の情報も提供できるでしょう。従来のリモートセンシングの情報では色波長から種類や実り具合は分かっても、水具合とか倒れ具合だとかきめ細かい品質情報はつかみ難いと思う。驚くほど具体的な情報は問題を安定させたいという状況下の人々には有益に働く。▼国家間の情報公開が疑心暗鬼を弱める方向に作用してほしい。海洋や漁業の模様/災害の模様。共通の生活を見つけ出す態度も日本側に必要だ。▼地上の1mを識別できるということは本当に「すごい」ことだから。それは仙台の人が西尾の市役所駐車場の人を見つけるほどのすごさです。アメリカの商業衛星「イコノス」から見た日本の国会議事堂の例を見てください:

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(H15.3.29.西尾文化研究所)


(西尾文化研究所 H15.3.29.)









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